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コラム COLUMN

MVPの内川が文句なしでトップ! 週間MVP 10/14-10/17

Baseball LAB編集部

上位2人は敗れた巨人勢

 1位 坂本 勇人
 ファイナルステージ初戦で1点ビハインドの5回、決勝点となる逆転2ラン。第3戦でも2安打1四球と、好機をつくった。シーズン中のヤクルト戦は打率1割台と苦戦していたものの、短期決戦ではそれを覆す結果を残した。

 ファイナルステージは4試合すべてマルチ安打の活躍。第4戦では5回に1点差に迫る2点適時打を放った。合計11安打はプレーオフ、CSの同一ステージでは新記録。敗退となったものの、打率.688とヒットを量産した。

 3位 畠山 和洋
 ファイナルステージ初戦で4回に先制点となるホームラン。第2戦でも先制の犠飛を放つなど、打点王がチームに流れを呼び込む活躍を見せた。

MVPの内川が文句なしでトップ

 1位 内川 聖一
 ファイナルステージ初戦で延長10回にサヨナラ打。第2戦では1-1の6回に勝ち越しの2点適時二塁打を放った。第3戦でも先制適時打と、3試合すべてで決勝打をマーク。昨季の日本シリーズでMVPに輝いた男が、今季も短期決戦で勝負強さを遺憾なく発揮した。

 2位 李 大浩
 ファイナルステージ第2戦で2回に先制本塁打を放つと、6回には追加点となる適時打。第3戦でも1点を先制した3回に2試合連続となる2ラン。3試合すべてでヒットを放ち、打率.417と中軸として申し分ない活躍を見せた。

 3位 清田 育宏
 ファイナルステージ初戦で、3回に先制の2点適時二塁打。この日は敗れたものの、2本の二塁打を放って存在感を発揮した。3試合を通じてチームトップの出塁率.385をマークと、意地を見せた。

ヤクルト投手陣が上位独占

 ファイナルステージは2試合に登板し、いずれも無失点。第4戦では7回1死一二塁で登場すると、阿部を併殺打に打ち取った。続く8回も三者凡退に抑えるなど、シーズン同様見事な投球を披露した。

 2位 小川 泰弘
 ファイナルステージ第2戦に先発すると、8回を無失点に抑える快投。前日に敗れた嫌な流れを払拭する見事なピッチングで、シリーズの流れを引き寄せた。

 3位 館山 昌平
 ファイナルステージ第3戦に先発。毎回のように走者を背負いながらも、6回を1失点と粘りの投球を披露。クライマックスシリーズでは3年ぶりの白星を手にし、日本シリーズ進出に貢献した。

トップはピンチで好救援を見せた千賀

 1位 千賀 滉大
 ファイナルステージ初戦では同点の5回1死二三塁で登板。このピンチを抑えると、続く6回も無失点にしのいだ。第3戦では2点リードの7回無死一二塁で登板し、クルーズを併殺打に打ち取るなど得点を与えず。日本シリーズ進出を引き寄せる見事な投球だった。

 ファイナルステージ第2戦で先発。6回を1失点にまとめて勝利投手に輝いた。レギュラーシーズンで9勝負けなしと圧倒的なピッチングを披露した助っ人が、短期決戦でもその実力を見せつけた。

 3位 大谷 智久
 ファイナルステージ初戦で同点の8回1死から登板。9回まで打者5人をパーフェクトに抑えた。第3戦でも1イニングを三者凡退に抑えるなど、同ステージでは一人の走者も出さない完ぺきな投球を見せた。