週間MVP【8月11日~8月17日】
中日勢が1位2位に!セ・リーグトップは大島
先週の1位となったのは大島洋平(中日)。先週は全6試合でヒットを放つなど、打率.381の活躍。200安打を目指す、竜のリードオフマンが躍動した。2位となったのは同じく中日の平田良介。8月13日のDeNA戦(ナゴヤドーム)、4-4で迎えた7回2死三塁の好機で、勝ち越しの適時打を放ち、チームを勝利に導いた。17日のヤクルト戦(ナゴヤドーム)では、相手先発・小川から追加点となる3ラン。先週は得点圏で10打数5安打と、勝負強さが光った。3位となったのは坂本勇人(巨人)。14日の阪神戦(東京ドーム)で、初回に先制となる適時二塁打。15日の広島戦(マツダスタジアム)では、またも先制打となる本塁打を広島のエース・前田から放って見せた。
46年ぶりの快挙!ルーキー・森が堂々のリーグトップ
パ・リーグ打者部門1位となったのはルーキー・森友哉(西武)。8月14日のオリックス戦(西武ドーム)でうれしいプロ初本塁打を放つと、スタメンに起用された翌15日の日本ハム戦(西武ドーム)では、前日から2打席連続となる先制アーチ。さらに16日の同カードでは、1点を追う延長10回に代打で登場すると、3試合連続弾となる値千金の同点ソロ。高卒新人の3戦連発は、史上46年ぶり3人目という快挙だった。2位となったのは陽岱鋼(日本ハム)。12日のロッテ戦(札幌ドーム)では、追加点となる3ランを放つと、16日の西武戦(西武ドーム)でも、延長10回に勝ち越し本塁打。この試合では先述の森の一発でヒーローになり損ねたが、先週は同期間で両リーグ最多タイの10安打、7打点。申し分のない活躍を見せてくれた。
ベテランが躍動!ハマの番長・三浦がリーグトップ
セ・リーグ投手部門1位となったのは三浦大輔(DeNA)。8月14日の中日戦(ナゴヤドーム)に先発すると、7回を4安打無失点に抑える好投を披露。40歳になっても衰えない投球術を武器に、これで自身4連勝となる今季4勝目を挙げた。頼もしいベテランが、チームの上位進出を後押しする。2位となったのは久保裕也(巨人)。14日の阪神戦(東京ドーム)で、1点リードの8回に登板すると、見事に3人で抑えた。17日の広島戦(マツダスタジアム)では、3回を投げて1点は失ったものの、リードを守りきってロングリリーフの役割を果たした。3位となったのは松岡健一(ヤクルト)。12日の広島戦(マツダスタジアム)で、2点リードの6回1死満塁のピンチで登板。内野ゴロの間に1点を許すも後続を断ち、相手に流れを渡さなかった。