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コラム COLUMN

首位ターンを決めたDeNAが上位を独占! 週間MVP 7/13-7/19

Baseball LAB編集部

首位ターンを決めたDeNAが上位を独占

 1位 ロペス
 7月14日の巨人戦(横浜)では5回、筒香の2ラン直後に、2者連続となる一発。翌15日の同カードでも2安打と、先週は行われた3試合すべてマルチ安打の活躍。本拠地で打率3割を超える助っ人が、古巣に強烈な恩を返す3連戦となった。

 2位 筒香 嘉智
 7月14日の巨人戦(横浜)で、3-3の5回1死一塁から決勝点となる勝ち越し2ラン。本拠地では約1カ月半ぶりの一発となった。翌15日の同カードでも、2安打3四死球と全打席で出塁。チームの巨人戦6連勝に貢献した。

 3位 嶺井 博希
 7月14日の巨人戦(横浜)で、3点ビハインドの4回に、2点適時三塁打。逆転した続く5回にも二塁打を放ち、プロ初の猛打賞を記録した。約1カ月ぶりとなったスタメンマスクの機会で、首脳陣の期待に応える活躍を見せた。

ひと振りで試合の流れを変えた男たちが上位に

 1位 牧田 明久
 7月15日の西武戦(西武プリンス)で、1点差に詰め寄った9回2死一塁の場面で登場。試合を振り出しに戻す適時二塁打を放った。チームは4点差を追いつき、この後延長で逆転しただけに、値千金の一打となった。

 2位 中村 剛也
 7月14日の楽天戦(西武プリンス)では2-2で迎えた延長10回2死一三塁、自身7年ぶりのサヨナラ本塁打を放ち、試合にけりをつけた。翌日の同カードでも2点適時二塁打の活躍。本塁打、打点の2部門でリーグトップに立ち、前半戦を折り返した。

 3位 ウィーラー
 7月14日の西武戦(西武プリンス)で、1点ビハインドの9回に代打で登場。相手守護神・髙橋朋から、同点に追いつく適時二塁打を放った。翌15日の同カードでも、9回に1点差に詰め寄る3ラン。2夜連続で試合終盤の一打が光った。

リーグトップは好調のサブマリン

 1位 山中 浩史
 7月15日の中日戦(ナゴヤドーム)に先発し、6回を3安打無失点の好投。120キロ台のストレートと110キロ台のスライダーを駆使し、中日打線を翻弄した。これで今季は3戦3勝と、先発陣の一角に名乗りを上げた。

 2位 能見 篤史
 7月14日の広島戦(甲子園)で先発し、今季6勝目。毎回のようにランナーを背負う苦しいピッチングだったが、決定打は許さず7回を1失点(自責点0)にまとめた。ここまでリーグワーストの9敗も、この日はベテランの意地を見せる内容となった。

 3位 薮田 和樹
 7月15日の阪神戦(甲子園)で先発。この日は与四死球6と制球面は不安定ながら、粘り強いピッチングで4回を無失点に抑えた。自身に白星こそつかなかったが、ルーキー右腕がローテーションの一角として奮闘を続けている。

リーグ屈指のセットアッパーがトップに

 1位 増田 達至
 7月14日の楽天戦(西武プリンス)で、1点リードの8回に登板して1回を無失点。翌日の同カードでは同点の延長10回から登板し、こちらも1回を無失点に抑えた。ホールドポイントはリーグ断トツの31と、自身初タイトルも視野に入れ始めている。

 2位 牧田 和久
 7月14日の楽天戦(西武プリンス)に先発し、7回を3安打1失点に抑える好投。後続投手が打たれて6勝目こそならなかったが、2週連続で2位にランクインとなった。4試合連続でQSを達成と、安定感抜群の内容が光っている。

 3位 金子 千尋
 7月13日のロッテ戦(京セラドーム)に先発すると、8回まで3安打に抑える好投。9回に3安打を許して完投こそ逃すも、今季3勝目を挙げた。5日の登板では8失点を喫したエースが、修正能力の高さを披露した。

ちなみにオールスターは・・・


 週間MVPと同様の方法で、オールスター2試合のMVPポイントを算出。1位に輝いたのはDeNA・梶谷隆幸となった。7月17日の試合では5回に反撃の適時二塁打を放つなど、2日間で4安打3打点の活躍。全セの2連勝に大きく貢献した梶谷を2015年のオールスターMVPとしたい。