RSS
プロ野球 故障の実態
抹消日数4181日 あんなに故障者が出ていなければ、もっと――。という思いはチームの関係者から一般のファンまで共通する感覚だが、ではチームが相対的にどれほど多くの故障者を抱えていたのか、という観点から故障について語られることはあまりない。 今回はチームの公式発表やメディア報道より収集した、故障にまつわる情報の集計結果を紹介したい。主に故障によって登録を抹消されてから再び一軍に登録… 続きを読む
ヤクルトはギルメットをどう評価したか
投球内容だけを見ればクローザー級 優秀な投手がまたひとり、日本球界を去ることになりそうだ。 といっても、今オフのストーブリーグの主役、大谷翔平のことではない。今年、ヤクルトで来日1年目のシーズンを過ごしたプレストン・ギルメットのことだ。公式な発表はまだ出ていないが、いくつかの報道を総合すると、球団は彼を放出する意思を固めたと見られる。 たしかに、ギルメットのシーズン成績は28試… 続きを読む
独立リーガーに立ちはだかる“レベルの差”
独立リーグという選択肢 高校通算111本塁打の清宮幸太郎(早稲田実高)が超目玉とされた2017年のドラフト会議。7球団競合の末に日本ハムが交渉権を獲得したのは周知の通りだが、これは1995年の福留孝介(PL学園高)に並ぶ、高校生の最多競合記録でもあった。その陰で、もう1つの「最多記録」が生まれていたのをご存じだろうか。西武3位の伊藤翔(徳島インディゴソックス)を筆頭に、独立リーグから6人が本… 続きを読む
「第2のデスパイネ」を補強すべきチームは?
今年の日本シリーズは劇的な幕切れとなった。ソフトバンクの3勝2敗で迎えた第6戦、ソフトバンクの1点ビハインドで迎えた9回裏に内川聖一が起死回生の同点弾を放つと、11回には川島慶三がサヨナラタイムリーを放ち、ソフトバンクが2年ぶりの日本一に輝いた。 これで、ソフトバンクは2010年以降の8年間で5度のリーグ優勝、4度の日本一と、近年のプロ野球界では圧倒的な力を見せつけている。 続きを読む
高卒ルーキーが目指すべき数字
高校生中心となった2017年ドラフト 10月26日、プロ野球ドラフト会議がおこなわれ、育成枠を含めて114選手が指名された。最も注目を集めたのは、高校通算111本塁打を放った清宮幸太郎(早実高)。高校生では史上最多タイとなる7球団が競合した末、日本ハムが交渉権を獲得している。他にも夏の甲子園の大会本塁打記録を更新し、時の人となった中村奨成(広陵高)は2球団競合。安田尚憲(履正社高)、村上宗… 続きを読む