外国人選手に強いプレミア12代表打者を探る タイムリーdata vol.63
11月8~21日にかけて、第1回WBSC世界野球プレミア12が行われます。侍ジャパンは2013年以降10勝5敗。敗れた試合は、いずれも3得点以下に終わっています。今回は大会を制するカギは侍ジャパンの得点力にあるとして、10月9日に発表された代表選手たちのデータを紹介していこうと思います。(※データは2015年レギュラーシーズン終了時点)
対外国人投手にめっぽう強い柳田
190センチ以上の選手に対する打力は?
“動く速球”への成績
WBCなどの大会で日本代表が苦しめられた球種、それはシュート(ツーシームを含む)に代表される“動く速球”ではないでしょうか。この球種は、NPB平均の打率が3割を超えるなどヒットを放つことに関しては難しくないのですが、打球がゴロになる割合は61%と最もゴロになりやすい球種ということもあって、苦戦する印象が強いのかもしれません。
剛速球に強さを発揮するトリプルスリーコンビと松田
安定した投手力が武器の侍ジャパンですが、今大会は野手陣の爆発にも大いに期待したいところ。好調なシーズンを送ったというだけではなく、外国人投手への対応力で選手起用を考えてみるのも、代表戦の楽しみ方の1つかもしれません。そこで今回取り上げたデータなどを考慮して、独断と偏見でスタメンを組んでみました。小久保監督が実際にどの選手をどこの打順、守備位置で起用するか注目していきましょう。