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コラム COLUMN

敵地で奮闘したロッテ投手陣! 週間MVP 10/10-10/12

Baseball LAB編集部

代打で存在感を放った2人が上位に

 1位 高橋 由伸
 ファーストステージ初戦の延長10回、同点の場面で登場。1死満塁からサヨナラとなる押し出し四球を選び、チームを勝利に導いた。第2戦でも出番は代打。2点ビハインドの9回に登場し、二塁打を放った。限られた出場機会の中で、見事に存在感を示した。

 2位 西岡 剛
ファーストステージ初戦で、1点差に迫った7回に代打で登場すると、同点の犠牲フライ。第3戦でも9回に代打でヒットを放ち、チャンスを拡大した。チームは同ステージで敗退となったものの、きっちりと結果を残した。

ファーストステージ初戦で、7回にチーム初打点となる適時打。この日は4打数3安打1打点と、バットで活躍した。チームをファイナルステージに導くことはできなかったが、昨季は出場できなかったクライマックスシリーズで貴重な経験を積んだ。

2度の日本一を知る2人を抑えてトップはレアード

 1位 レアード
ファーストステージ第2戦で、1点を追う8回に同点の適時二塁打。チームの逆転勝利に大きく貢献した。チームは敗退を喫したが、3試合でチーム最多タイの5安打を放ち、打率.500の活躍を見せた。

 2位 今江 敏晃
 ファーストステージ初戦で1点を追う2回、1死満塁から走者一掃の適時二塁打。3試合を通じて11打数5安打、打率.455と活躍を見せた。2005、10年の日本シリーズでMVPに輝いており、再び大舞台での強さを発揮した。

 3位 福浦 和也
 ファーストステージ第2戦で、初回に先制点となる適時打。2試合連続でマルチ安打の活躍を見せるなど、中軸として申し分ない活躍を見せた。

巨人の守護神・澤村が1位に

 1位 澤村 拓一
 ファーストステージ初戦では同点の9回から登板し、2イニングを無失点。チームのサヨナラ勝利を演出した。第3戦では2点リードの9回から登板。1死二三塁と一打同点のピンチを招くも無失点で切り抜け、チームのファイナルステージ進出に大きく貢献した。

 2位 ポレダ
 ファーストステージ第3戦に先発し、7回途中1失点の好投。4回までパーフェクトに抑えるなど、シーズンで5勝を挙げた阪神相手に、相性の良さを発揮した。

 ファーストステージ第2戦に先発。7回を7奪三振2失点と先発の役割を果たし、チームを勝利に導いた。昨季のポストシーズンでも4試合に投げて防御率1.63と、今季も短期決戦での強さを見せてくれた。

敵地で奮闘したロッテ投手陣

 1位 内 竜也
 ファーストステージは3試合中2試合に登板し、いずれも無失点。第3戦では1点リードの8回1死一三塁の場面で登場。大谷を三振に打ち取るなどピンチを切り抜けると、続く9回も三者凡退に抑えた。代役守護神が、期待に応える投球を続けている。

 2位 松永 昂大
 ファーストステージは3試合すべてに登板して無失点。第3戦では1点差の7回1死一二塁で登板し、中島卓、田中を打ち取った。特に左打者相手に5打数ノーヒットと、左キラーぶりを遺憾なく発揮した。

 3位 涌井 秀章
 ファーストステージ第3戦に先発。7回途中までで143球と球数はかさんだものの、1失点に抑える粘りのピッチングを見せた。プレーオフ、CSで複数球団での勝利は史上6人目。自身が西武で日本一となった2008年以来の白星を挙げた。