今季から日本でプレーする外国人選手に迫る! タイムリーdata vol.52
7月31日をもって、シーズン中の新規に選手を獲得できる期間が終了しました。その31日に楽天がムリーロとの契約を発表するなど、今季も多くの球団に外国人選手が入団しました。今回は活躍が目立っている今季新加入の外国人投手を紹介していきます。(※データは8月1日終了時点)
巨人に加入した2人の“巨人”
救援陣の柱。オンドルセク、エレラ
対照的な技巧派左腕と速球派右腕
広島・ジョンソンはあわや完全試合という1安打完封で初登板初勝利を挙げると、その後もローテーションの軸の1人として機能しています。ジョンソンの最大の特徴は、長打となる確率の低いゴロを打たせるピッチング。ツーシームやカットボールなどさまざまな球種を低めに集め、打者に思い通りの打撃を許していません。昨季オフにバリントンが退団した広島ですが、その穴を埋めて余りある働きを見せています。
ソフトバンクのバンデンハークは6月14日に一軍初登板すると、ここまで5勝負けなしと安定感のあるピッチングを披露。平均球速150キロに迫るストレートは奪空振り率が非常に高く、登板した全ての試合でイニング数以上の三振を奪っています。その奪三振率は、日本ハム・大谷翔平をもしのぐ数値。まだ登板数こそ少ないですが、球界屈指の奪三振マシンとなりうる存在といってもいいでしょう。