代打で2日連続本塁打の後藤がトップ! 週間MVP 6/29-7/5
代打で2日連続本塁打の後藤がトップ
1位 後藤 武敏 G.
7月3日の阪神戦(横浜)の9回に代打で登場すると、相手守護神・呉昇桓から同点2ラン。翌日の同カードでも9回に、再び呉から代打本塁打を放った。不振で二軍落ちも味わったベテランが、ひと振りでファンを沸かせた。
2位 大引 啓次
6月30日の阪神戦(神宮)では、1点を追う6回に逆転の2点適時二塁打。同点に追いつかれた8回には、決勝点となる勝ち越し打を放った。開幕から打率.122の不振に加えてケガで抹消を味わったが、先週は打率.313と復活ののろしを上げている。
3位 鳥谷 敬
6月30日のヤクルト戦(神宮)では、先制打を含む4安打2打点。7月3日のDeNA戦(横浜)では、2点リードの6回に約1カ月ぶりの本塁打を放った。主に6番を打った先週は、両リーグ最多の10安打と下位打線でチームを支えた。
渋い活躍が光った左打者たちが上位に
1位 田中 賢介
7月2日のオリックス戦(札幌ドーム)では、4回の勝ち越し打を含む猛打賞の活躍。4日の楽天戦(コボスタ宮城)でも、延長10回に相手の守護神・松井裕から決勝の適時三塁打を放った。チームトップの得点圏打率を誇る男が、その勝負強さを遺憾なく発揮した。
2位 栗山 巧
7月1日のソフトバンク戦(ヤフオクドーム)で、1点リードの4回に貴重な追加点となる3ラン。3日のロッテ戦(西武プリンス)では同点2ランを放つなど、先週は打率.400、3本塁打。秋山、中村にスポットライトが当たる中、キャプテンの活躍も見逃せない。
3位 明石 健志
7月2日の西武戦(ヤフオクドーム)で1点を追う9回。同点に追いつく内野ゴロ(記録は野選)で、チームのサヨナラ勝ちをお膳立て。5日のオリックス戦(ほっと神戸)では、逆転となる2点適時打を放つなど、首位を走るチームを陰ながら支えている。
各チームの主力が圧倒的な投球を披露
1位 久保 康友
6月30日の中日戦(那覇)で先発すると、わずか2安打に抑える今季初完封。援護が1点の中、17個のゴロアウトを奪うなど打たせて取る投球で相手打線を翻弄した。6月は2勝負けなしと、昨季のチーム勝ち頭が調子を上げてきた。
2位 菅野 智之
7月5日の中日戦(ナゴヤドーム)で、9回を投げて5安打無失点。今季2度目の完封で、チームを8カードぶりの勝ち越しに導いた。首痛で登録抹消も味わった6月は0勝に終わったが、若きエースがチームとともに巻き返しを誓う。
3位 メッセンジャー
7月3日のDeNA戦(横浜)で先発すると、8回1失点の好投。チームが9回に逆転を許して白星こそならなかったが、12奪三振と圧倒的な投球を見せた。6試合連続でQSを達成と、チームに欠かせない助っ人が躍動している。
リーグトップはロッテの若き守護神
1位 西野 勇士
7月2日の楽天戦(QVCマリン)で、1点リードの9回に登板し、3三振を奪って今季19セーブ目。翌3日の西武戦(西武プリンス)では、同点の延長10回から2回を無失点に抑えた。ストッパー2年目の今季も、防御率1点台と抜群の安定感で期待に応えている。
2位 吉川 光夫
7月4日の楽天戦(コボスタ宮城)に先発すると、7回途中まで投げて2失点。自身3試合ぶりの勝利こそならなかったが、与四球0と安定した投球を見せた。オールスターにも選ばれるなどチーム2位の6勝を挙げる左腕が、上位進出を後押しする。
3位 増田 達至
7月5日のロッテ戦(西武プリンス)で、2点リードの8回1死一塁で登板。清田を併殺打に抑えて、菊池の白星をアシストした。先週は4試合に登板し、すべての試合でホールドを記録。すでに昨季を上回る27ホールドをマークと、申し分ない活躍を続けている。