2人の「菊池」が無失点の快投! 週間MVP 6/15-6/21
巨人打線のキーマンが1・2位に
1位 長野 久義
6月19日の中日戦(東京ドーム)で1-1の7回に勝ち越し適時打。翌20日の同カードでは2試合連続猛打賞となる3安打2打点の活躍で、チームの連敗ストップに貢献した。6月は3割を超える打率をマークと、巨人打線に欠かせない男が調子を上げてきた。
2位 坂本 勇人
6月19日の中日戦(東京ドーム)では、1点を追う9回に同点適時打。この日は敗れたものの2安打2打点の活躍を見せた。21日の同カードでも逆転のきっかけとなるヒットを放つなど、4番としてチームの屋台骨を支えている。
3位 エルナンデス
6月19日の巨人戦(東京ドーム)で同点に追いついた9回、なおも2死一三塁のチャンスで勝ち越し適時打。21日の同カードでも3-3と追いついた直後に、決勝アーチを放った。交流戦では打率1割台と調子を落としたが、同じリーグの対戦で復調の気配を見せた。
高い集中力を発揮したベテランが上位に
1位 井口 資仁
6月15日のヤクルト戦(神宮)で、同点で迎えた7回に決勝点となる勝ち越しの2点適時三塁打。20日の楽天戦(QVCマリン)では7回に代打で登場し、1点差に詰め寄る適時打を放った。最近は出番が限られているものの、ここ一番で高い集中力を発揮した。
2位 田中 賢介
6月19日のソフトバンク戦(ヤフオクドーム)で、1点を追う5回に同点適時打。再び勝ち越しを許した7回にも、2打席連続の適時打を放ち、試合を振り出しに戻した。先週の4試合はすべてチームが敗れたものの、打率.471と一人気を吐いた。
3位 内川 聖一
6月20日の日本ハム戦(ヤフオクドーム)では3安打2打点の活躍。翌21日の同カードでは、1点を追う7回1死満塁のチャンスで、走者一掃の逆転適時打を放った。日本ハムとの3連戦では打率.364、5打点と4番の仕事を全うした。
通算4000勝目を導いたマエケンがトップ
1位 前田 健太
6月19日のDeNA戦(横浜)に先発すると、9回を5安打1失点。今季、ビジターでは0勝5敗の成績だったが、最後まで投げきり今季初の完投勝利を収めた。エースの快投で交流戦明け最初の一戦を制し、チームとしても通算4000勝の節目に到達した。
2位 マイコラス
6月20日の中日戦(東京ドーム)で7回を4安打無失点に抑えて3勝目。この日も最速154キロの速球を武器に、中日打線を手玉に取った。チームの連敗を4で止め、勝率5割に逆戻りというピンチを防いだ。
3位 菅野 智之
6月19日の中日戦(東京ドーム)に先発し、7回1失点の好投。リーグトップに並ぶ7勝目の権利を手にしてマウンドを降りたが、後続が打たれて白星とはならず。それでもエースらしい投球で、防御率リーグトップの実力を遺憾なく見せつけた。
2人の「菊池」が無失点の快投
1位 菊池 保則
6月21日のロッテ戦(QVCマリン)で7回無失点の好投。毎回のように走者を出す展開だったが決定打を許さず、チームを4連勝に導いた。これで自身も負けなしの3勝目で、防御率も2.06と好調。先発陣の一角としてチームに欠かせない存在となりつつある。
2位 菊池 雄星
6月21日のオリックス戦(京セラドーム)で先発し、7回3安打無失点の好投。昨季の沢村賞投手、金子千尋に投げ勝ち、自身の連勝を4に伸ばした。今季初勝利は5月末と出遅れたが、ここに来て白星を積み重ね、初の2ケタ勝利も視界に入ってきた。
3位 松井 裕樹
6月19、20日のロッテ戦(QVCマリン)で、ともに1点リードの9回から登板。2人の走者を出すなどピンチを招いたが、無失点で2セーブを挙げた。ここまで防御率0.51、奪三振率は13.37と、守護神として申し分ない活躍を続けている。