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コラム COLUMN

26イニング連続無失点中の藤浪がトップ! 週間MVP 5/25-5/31

Baseball LAB編集部

セ・リーグトップは2夜連続の劇的勝利を呼んだ福留

 1位 福留 孝介
 5月27日の楽天戦(甲子園)で、延長11回にサヨナラ2ラン。再び延長戦となった翌28日の同カードでも、延長11回2死満塁、サヨナラとなる押し出し四球を選んだ。2夜連続のサヨナラ劇となったこの勝利で、阪神は球団通算5000勝を達成した。

 2位 ルナ
 5月26日のソフトバンク戦(ナゴヤドーム)では、3回に先制の2点適時打。29日の日本ハム戦(札幌ドーム)では、1点を勝ち越した8回、ダメ押しとなる適時三塁打を放った。先週は全6試合でヒットを放つなど、打率.550と猛打を発揮した。

 3位 雄平
 5月27日の日本ハム戦(神宮)で、初回に先制となる適時打。逆転を許した3回にも同点適時打を放つなど、この日は4安打の固め打ちを見せた。翌28日の同カードでも初回に適時打と勢いは止まらず、ここまで本拠地では打率.360と絶好調だ。

ソフトバンク勢が上位を独占

 1位 髙谷 裕亮
 5月28日の中日戦(ナゴヤドーム)で1点を追う7回に三振を喫するも、これが振り逃げとなり逆転の走者を含む2者が生還(ここでは髙谷にポイントが入る)。5月31のヤクルト戦(ヤフオクドーム)では7年ぶりの一発を放つなど、ラッキーボーイとなっている。

 2位 近藤 健介
 5月27日のヤクルト戦(神宮)で、今季初アーチを含む3安打の活躍。31日の中日戦(札幌ドーム)では1-1の初回に、勝ち越しとなる2点適時打を放った。先週も7安打とし5月は打率.364。チーム唯一の3割バッターと、攻守でチームを支えている。

 3位 中村 晃
 5月26日の中日戦(ナゴヤドーム)ではチームが敗れるも、適時打を含む2安打に加え3四球と全打席で出塁。30日のヤクルト戦(ヤフオクドーム)でも、2安打2打点と一人気を吐いた。今季は出塁だけでなく、得点圏打率リーグトップと返す役割も担っている。

26イニング連続無失点中の藤浪がトップ

 5月27日の楽天戦(甲子園)に先発すると、自己最長となる10回を投げ、13奪三振の好投を披露。打線の援護がない中0を並べ続け、連続無失点を26イニングに伸ばした。奪三振数はリーグトップの70個と、3年目の今季はタイトル争いにも絡めそうだ。

 2位 中﨑 翔太
 5月30日のオリックス戦(京セラドーム)で1点リードの9回に登板し、きっちりと三者凡退。翌日の同カードでは1点リードの8回1死一二塁の場面で登板すると、ダブルプレー。続投した9回も三者凡退と反撃を許さず、2試合連続セーブを記録した。

 5月29日の西武戦(西武プリンス)に先発すると、7回無失点11奪三振の好投。汚名返上の投球で、約1カ月の白星を手にした。また、この試合で球団の外国人投手の通算奪三振記録を更新。史上最強を襲名した助っ人の活躍が今後も欠かせない。

上位を占めた楽天投手陣

 1位 松井 裕樹
 5月28日の阪神戦(甲子園)では0-0の9回から登板。2イニングを投げて見事無失点に。翌日の同カードでも、同点で登板した9回の1イニングを無失点に抑えるなど、先週は1勝2ホールド1セーブ。高卒2年目とは思えない活躍が続いている。

 2位 牧田 和久
 5月29日の阪神戦(西武プリンス)に先発すると、メッセンジャーとの白熱した投手戦を演じ、8回を5安打1失点(自責点0)の好投。味方打線が0点に抑えられて敗戦投手となったものの、6試合連続でQSを達成と安定感は抜群だ。

 3位 武藤 好貴
 5月28日の阪神戦(甲子園)で1点リードの7回に登板。満塁のピンチを招いたものの、無失点に抑えプロ初ホールドを記録。30日の巨人戦(コボスタ宮城)では、同点とされた8回2死一三塁で登板し、無失点。続く9回も無失点に抑えるなど、存在感を発揮した。

ちなみに5月は・・・

 先月5月の分も集約してみました。


 先週のMVPとなった4人中3人が、5月のMVPにも輝いています。実際に今月5日に発表される選手とは異なるかもしれませんが、ここでは彼らを“月間MVP”として表彰したいです。