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コラム COLUMN

広島6連勝の立役者・會澤が1位! 週間MVP 5/4-5/10

Baseball LAB編集部

広島6連勝の立役者・會澤が1位

 1位 會澤 翼
 5月8日の阪神戦(甲子園)では、2点リードの3回に試合の流れを決める満塁走者一掃の適時二塁打を放った。10日の同カードでも2回に先制打、6回にダメ押し2ランの活躍。昨季2ケタ本塁打を放った恐怖の8番打者が、広島打線の勢いを加速させている。

 2位 新井 良太
 5月6日の中日戦(甲子園)、8回に代打で登場すると、1点差に詰め寄る今季初アーチ。同点の9回には、2死満塁から適時打を放ちチームをサヨナラ勝ちに導いた。ここまで代打中心の出場で結果を残せなかったが、ようやくバットから快音が響き渡った。

 5月8日の巨人戦(横浜)で4回に反撃の適時打。1点差へと迫った7回には決勝の2点適時打を放ち、チームの逆転勝ちに貢献した。重要な首位攻防戦の初戦でスタメン起用した中畑監督の期待に、見事に応える1日となった。

パのトップは4試合連続本塁打のこの男

 1位 李 大浩
 5月4日のロッテ戦(ヤフオクドーム)では、初回に先制の2点適時打。9日の楽天戦(ヤフオクドーム)では試合を振り出しに戻す2ランを放った。先週は4試合連続アーチを記録するなど、打率.542の大当たり。主砲の勢いは止まるところを知らない。

 2位 クルーズ
 5月5日のソフトバンク戦(ヤフオクドーム)では、6回に同点2ランを放つと、翌日の同カードでも6回に同点アーチ。今季は打撃好調で、リーグトップの打点数に加えて本塁打数も3位タイ。2年目を迎えた助っ人への信頼感は、日増しに大きくなっている。

 3位 浅村 栄斗
 5月4日のオリックス戦(西武プリンス)では、3回に追加点となる適時打。8日のロッテ戦(QVCマリン)でも初回に先制の適時打を放った。先週は打点を稼ぐだけでなく、出塁率.517、8得点と後続につなげる活躍が目立った。

セ・リーグ投手トップは“悲運”のバルデス

 1位 バルデス
 5月6日の阪神戦(甲子園)で、14個のゴロアウトを奪うなど、ボールを低めに集めて9回途中を1失点に抑える好投。この日も後続投手が打たれて来日初勝利を逃したが、短い登板間隔で仕事を全うする頼もしい存在であることに代わりはない。

 2位 岩田 稔
 5月5日の中日戦(甲子園)で、7回2失点の好投。打っては同点の6回2死満塁で走者一掃の適時三塁打。結果的にこの一打が決勝打に。この日の甲子園は、二刀流の活躍でチームの連敗を止めた岩田の独壇場となった。

 3位 山﨑 康晃
 先週は5試合に登板し4セーブ。走者を出したのはわずかに1人だけと、抜群の安定感で首位を走るDeNAを支えている。8日には与田剛の持っていた新人記録を更新する、9試合連続セーブを達成した。

ソフトバンク救援陣が上位にランクイン

 5月8日の楽天戦(ヤフオクドーム)戦では、1点リードの7回2死一二塁の場面で登板し、三振でピンチをしのいだ。翌9日の同カードは延長10回から登板し、2イニングを無失点。開幕から出遅れていたが、リーグ屈指の救援陣にまた一枚強力な駒が加わった。
 
 2位 松井 裕樹
 5月4日の日本ハム戦(札幌ドーム)で、2点リードの8回2死一二塁で登板。ピンチを切り抜けると、9回も抑えて今季6セーブ目。9日のソフトバンク戦(ヤフオクドーム)では9、10回を無失点。開幕から12試合連続無失点と、クローザー起用に見事に応えている。

 3位 バリオス
 5月5日のロッテ戦(ヤフオクドーム)では2イニングを投げて無失点。今季は登板全試合でホールドを記録するなど、リーグ最多の14ホールドをマーク。鉄壁を誇るソフトバンク救援陣の中にあって、もはや欠かすことのできない存在だ。